現在のガラステーブルのほとんどは、強化ガラスが使用されていますよね。(強化ガラスでないものはかなり危険です)でも、強化ガラスを使用しているからと言ってそれが絶対に割れない、という訳ではありません。このページでは、強化ガラスの仕組みについて簡単に説明し、ニトリで販売されているガラステーブルがどんな強化ガラスを使用しているのかを紹介したいと思います。

強化ガラスは圧縮ガラス

強化ガラスがなぜ強いのかと言うと、ガラスを高温で熱しそれを冷却させる事により、ガラスの内側に向けての圧力を高めています。ガラスは一般的に強い衝撃が加わるとガラスの繊維が引っ張られ、一定の領域を超えると割れてしまうのです。強化ガラスは、その引っ張り力に対抗するために内側に向かっての圧力をかけ強化しているのです。

これが強化ガラスが割れにくい理由なんですが、この裏を返すと、強化ガラスが割れた時には、そのガラス内部に閉じ込められていた圧力が一気に外側に向かって開放される形になると言えます。なので、強化ガラスが割れてしまうと、内部に閉じ込めていた圧力が一気に反発し、その力でガラス片が爆発したように辺りに散乱してしまいます。

では、強化ガラスが割れてしまう原因が何かと言うと、その一つはガラス圧縮時に出来る気泡や傷がそれだと言われています。ガラス内部にそういったモノが出来てしまうと、少しの衝撃で圧力が外に逃げてしまいます。これが割れの原因になるのです。なので、このように気泡や傷が残った強化ガラスのガラステーブルを使用している家庭では、何もしなくても寝ている間にガラスが割れ、朝起きてみると部屋中にガラスが散乱していることもあるんです。

ヒートソーク加工で割れの確率を軽減

ニトリのガラステーブルでも最近良く使われていますが、強化ガラスの割れを軽減させるのにヒートソーク加工というモノがあります。この加工が何かと言うと、通常強化ガラスは、ガラスに圧力を加えるために一度700度近くまで熱せられます。そして、それを冷やす過程で内部に大きな圧力が加えられるのですが、この段階で気泡や傷が発生してしまう可能性もあります。このヒートソーク加工は、一度焼いて冷やした強化ガラスをもう一度焼き直して、内部に気泡や傷が残った不良品をこの段階で割ってしまおうと言うものです。

なので、決して二度焼く事でガラス自体がより強化されているという事ではないのですが、不良品を販売前に潰してしまおうという考えが元になっています。このヒートソーク加工と言うのは、勿論、焼きと冷やしの工程を二度行うわけですので、通常の強化ガラスよりコストがかかってしまいます。しかし、それでも安全の為に実施しているというメーカーであれば、信頼に値すると思います。なので、ニトリでもそれ以外の家具屋さんでもいいので、ガラステーブルを買う前に、「これはヒートソーク加工ですか?」と尋ねみて下さい。もしそうだとすれば、そこはある程度安全に気を使っている所だと思います。

Page last updated on 2010年3月15日 at 6:53 PM

sponsored link